カテゴリ:Wine Biz ( 6 )
Opus One's Future (2)
どうなるかと心配(期待?)していたOpus Oneの行方ですが、昨日(22日)に発表があり、結局、Constellation Brands(コンスタレーション・ブランズ)とPhilippine de Rothschild(フィリプ・ドゥ・ロトシルト)の50:50の合弁(Joint Venture)ということになったようです。Decanter.comの記事〝No Change at Opus One〟はこちら

ただ、モンダヴィの従業員を使わず独自の従業員が製造等に携わるなど、細部では変化があるようです。トレードマーク(商標)やラベルにあるロバート・モンダヴィ氏の肖像に関する権利処理なども必要になるんでしょうかね。コンステレーションの世界のネットワークを利用した拡販も想定されますが、質が変わらず手に入りやすくなるのならいいことかも知れません。
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by non-vintage | 2005-09-23 20:31 | Wine Biz
Opus One's Future
コンステレーション・ブランズ社がモンダヴィを買収した後、モンダヴィとバロン・フィリプ・ドゥ・ロトシルトとの合弁“オーパス・ワン”がどうなるのかが不明でしたが、どうやら近々結論が発表されるようです。
Decanter.comの記事によると、考えられる方向性としては、ロトシルト又はコンステレーションによる単独所有、あるいは両者による合弁の継続で、いずれにせよ、ラベルにあるモンダヴィの輪郭を描いたデザインをどうするかもポイントになりそう。発表は、来週木曜日とのこと。

※今週木曜日の間違えでした。多分。
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by non-vintage | 2005-09-19 06:33 | Wine Biz
Sell Plots to Buy Plots
モエ・シャンドンが、ドンペリ生産強化のために、ピノ・ムニエの畑を売って、ピノ・ノワールとシャルドネの畑を買うらしい(→Decanter.com/08.10.2005)。

畑(葡萄)を買うために畑(葡萄)を売る。極めて単純な発想だけど、ワイン業界にあっては重要な資金調達手法であり、かつ、選択と集中の基本かな。

【補】スペルのおさらい
ピノ・ムニエ   Pinot Meunier
ピノ・ノワール  Pinot Noir
シャルドネ    Chardonnay
モエ・シャンドン Moët & Chandon
ドンペリ      Dom Pérignon
シャンパン/シャンパーニュ Champagne
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by non-vintage | 2005-08-20 02:06 | Wine Biz
New Woodbridge makes a raid upon UK
Constellationが昨年末にRobert Mondaviを買収した後、Mondaviからオルネライア(Ornellaia)やルーチェ(Luce)のブランドが離れていったので、Constellationはどういう手に出るのかなと思っていたら、こんな記事がありました。

Constellation on 'attack' with Mondavi's Woodbridge(Decanter.com 5/17/2005)

Woodbrigeのワインを、'more pop in the fruit’(??)にして、もっと舌触りを丸くして(more roundness in the palate)、もっとカリフォルニアのワインらしくして、英国の£6~15の価格帯の市場に殴り込みだそうです。・・イギリス人の反応に興味があります。
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by non-vintage | 2005-05-19 07:46 | Wine Biz
Foster's acquiring Southcorp
オーストラリアのワイン大手Southcorpに買収提案をしていたFoster'sがSCの過半数株式を手中にしたようです(Decanter.com; 05/11/2005)。
(なお、F'sが獲得した株式のパーセンテージは同社のサイトで日々更新されています。)
この買収が実現するとF's(*1)の主なワインポートフォリオは以下のような感じに。下線が本件で加わるもの(*2)。ワインショップや広告でよく見る名前が多いです。

《California》
・Beringer
・Stags' Leap
・Chateau Souverain
・Chateau St. Jean
・St Clement
・Etude


《Australia》
・Wolf Blass
・Jamiesons Run
・Yellowglen
・Penfolds
・Rosemount(*3)
・Lindemans
・Wynns Coonawarra Estate
・Devil's Lair


《New Zealand》
Matua Wines


*1 F'sは、そのワイン事業部門であるBeringer Blass Wine Estatesを通じてワインブランドを保有。
*2 SCのワインポートフォリオはここ
*3 今回の買収は、SC経営陣の意向を余所に、Rosemountの創立者であり、SC株式18%強を保有する、Oatley家がSC株をすべてF'sに売ってしまったことで加速。Oatleyはオーストラリアの著名ワインブランドが国外の所有者の手に渡ることを嫌った模様。なお、Rosemountは、数年前Robert Mondaviと提携したことでも有名。
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by non-vintage | 2005-05-12 05:40 | Wine Biz
Diageo vs. Constellation
PernodのAllied Domecg買収合意後、横からAllied横取りのオファーを出してきたのがワイン業界No.1の米国Constellation Brands。そして、その動きをひっそり窺っているのが酒類業界No.1のDiageo。(過去の投稿はここ)。
DiageoConstellationといえば、昨年もカリフォルニアの巨大ワイン会社、シャローン(Chalone Wine Group; CWG)の買収を巡って火花を散らした経緯がある。
CWGの49%を持っていたDomaines Barons de Rothschild(DBR)がCWGの完全子会社化に動いた際、ConstellationがDBRと手を組んでDBR独自のカリフォルニアワインの生産に乗り出そうとした。が、そこに出てきたのがDiageoでDBRの提案額より高い買収金額を提示。結局、CWGはDiageoを選んだ。この決着に伴いCWGはDBRとの契約を解消し、DBRのカリフォルニア進出は棚上げに(CWGはDBRが持つLafiteの25%弱を所有していたらしいけど、これも解消したのかな?)。

ちなみに面白いのは、
・DiageoのCWG買収提案の中に、CWG株主が1株あたり$1の“a special one-time wine credit”を受け取る権利と、株主のWine Club benefitsを継続的に提供するというCommitmentが入っていたこと。それから、
・今回のAlliedの件では、DiageoはのAllied争奪戦に全面参戦の意向だったのだけれども、反トラスト法の関係で全部は買えないので、Alliedのブランドの一部獲得を狙ってConstellation陣営に肩入れするかもしれない、との推測がある。特にDiageoはバーボンとワインの分野で弱いので、Alliedの持つバーボン Maker's Markやワインポートフォリオの一部(MUMMClos du Bois)の獲得を狙っているのでは、とのニュースもあり。
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by non-vintage | 2005-05-02 05:22 | Wine Biz