Diageo vs. Constellation
PernodのAllied Domecg買収合意後、横からAllied横取りのオファーを出してきたのがワイン業界No.1の米国Constellation Brands。そして、その動きをひっそり窺っているのが酒類業界No.1のDiageo。(過去の投稿はここ)。
DiageoConstellationといえば、昨年もカリフォルニアの巨大ワイン会社、シャローン(Chalone Wine Group; CWG)の買収を巡って火花を散らした経緯がある。
CWGの49%を持っていたDomaines Barons de Rothschild(DBR)がCWGの完全子会社化に動いた際、ConstellationがDBRと手を組んでDBR独自のカリフォルニアワインの生産に乗り出そうとした。が、そこに出てきたのがDiageoでDBRの提案額より高い買収金額を提示。結局、CWGはDiageoを選んだ。この決着に伴いCWGはDBRとの契約を解消し、DBRのカリフォルニア進出は棚上げに(CWGはDBRが持つLafiteの25%弱を所有していたらしいけど、これも解消したのかな?)。

ちなみに面白いのは、
・DiageoのCWG買収提案の中に、CWG株主が1株あたり$1の“a special one-time wine credit”を受け取る権利と、株主のWine Club benefitsを継続的に提供するというCommitmentが入っていたこと。それから、
・今回のAlliedの件では、DiageoはのAllied争奪戦に全面参戦の意向だったのだけれども、反トラスト法の関係で全部は買えないので、Alliedのブランドの一部獲得を狙ってConstellation陣営に肩入れするかもしれない、との推測がある。特にDiageoはバーボンとワインの分野で弱いので、Alliedの持つバーボン Maker's Markやワインポートフォリオの一部(MUMMClos du Bois)の獲得を狙っているのでは、とのニュースもあり。
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# by non-vintage | 2005-05-02 05:22 | Wine Biz
Konstantin Frank Riesling Dry 2004 
ニューヨークのリースリングは美味い!という話をいろいろなところで耳にしながらも、実際に試してみるのは今回が初めて。ニューヨークに来た当初、あるワインショップの掲示板(Message Board)でお薦めのワインを尋ねてみたところ誰かが薦めてくれたのがこのボトル・・・

Konstantin Frank Riesling Dry 2004 $13 ★★☆

Dr. Konstantin FrankはFinger Lakesにある有名ワイナリーの1つ。裏ラベルによればこのKonstantinさんは米国東部の“Father of Venifera”(ヨーロッパ系葡萄の父)と呼ばれているそうな。なぜか枝豆(枝豆はニューヨークでもEdamameです)をつまみながら飲んだ。ほのかな甘味があるグレープフルーツの風味、そしてちょっと歯に滲みそうな青リンゴの酸味。セラーがわりの冷蔵庫の中で大分寝ていたので冷えすぎていたけどそれが余計にフレッシュな感じを醸し出していい感じ。でも温度が上がってくるとちょっと酸味と苦味が前面に出てきてさすがに僕も渋い顔。でもこのコストにしては上出来でしょう。ニューヨーカーに薦められただけあります。
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# by non-vintage | 2005-04-30 05:14 | Tasting Notes
How to “Toast!”
ワインで乾杯するときに悩むことが多いのが、
グラスとグラスを触れさせて(ぶつけて?)乾杯していいものかどうか。
自宅で安物のグラスで乾杯するときはグラスをガンガンぶつけますが、レストランや招待されたお宅でいいグラスが出てきたときにコチン(カチン?)とやってしまっていいものかどうか。
いいグラスは傷がつくのでコチン(カチン?)とやるのは御法度と誰かに教わったような気がするので基本的に避けてるけど、思わず勢いに任せてやってしまうことがある。ホストがグラスを持ち上げて、お、やるのかな?と微妙な雰囲気の中でこちらもグラスを上げると、スッとグラスを引かれてしまうこともしばし。赤ワイン用のいいグラスは大振りで、“コチン”ではなく“グヮンヮンヮ~ン”っていう音がして実はあの音、意外と好きだったりもします。
まったく落ちのない話ですが、本日の雑感まで。
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# by non-vintage | 2005-04-25 05:12 | Wines & NY
Steele Mendocino Ridge Zinfandel 2001
Steele Mendocino Ridge Zinfandel 2001 $14 ★★☆

ジンファンデル(Zinfandel; Zin)なので軽めのがぶ飲み出来る(quaffable)のを想像していたのだけど飲んでみてびっくり。スパイシーでタンニンたっぷり。あまりのタニック(tannic)振りに相方が「タイタニック(Titanic)なワイン」と評していたが気持ちは分かる(苦笑)。ある本で"High-octane Zins"(ハイオクなジンファンデル?)という表現を見たことがあるけどこのボトルに当てはまるかも(もちろん、僕はガソリンを飲んだことはありません)。いずれにせよ、初めてスペインのリオハ(Rioja)のワインを飲んだときを彷彿させた。作り手はSteeleというカリフォルニアのワイナリー。
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# by non-vintage | 2005-04-21 05:10 | Tasting Notes
Potato Barn White 2001/2002
ニューヨークに来てからデイリーに飲むうちの1つになったのがこのボトル・・・

Potato Barn White 2001/2002 $12 ★★★☆
ニューヨーク/ロングアイランドのSchneider(シュナイダー)というワイナリーが作っているテーブルワイン。ChardonnayとPinot Blancのブレンドで、NYのChardonnayらしいグレープフルーツを思わせる酸味と苦味が独特。蜂蜜のヒントも感じる。Poteto Barn(ベタで訳せばジャガイモ小屋)という名前は、昔、ロングアイランドではジャガイモが沢山作られていたのだけど、ワイン用の葡萄が作られるようになってからは当時のジャガイモ小屋の多くがワイナリーになっているということから来ている(とラベルに書いてありました)。カジュアルワインとしては秀逸。値段もお手頃。
d0044460_1363682.jpgちなみに、写真の赤ワインバージョン(Poteto Barn Red)(Cabetner FrancとMerlotのブレンド)もあり、こちらもお薦め。さらにはRose(同じくCFとMerlotのブレンド)もあるみたいだけど未体験。
なお、Cab Francではワンランク上のSchneider Cabernet Francもお薦めです。
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# by non-vintage | 2005-04-13 05:05 | Tasting Notes
Wine Shops in New York
ニューヨークも一気に春らしくなり最近は気温が20℃近くになる日も多くなった。そんな日はパーク(Central Park)を散歩するのもいいけど、「僕」はどちらかというと、南北に真直ぐ伸びるアヴェニュー(Avenue)や道幅は狭いけどお洒落な家並みを覗ける東西のストリート(Street)を歩くことのが方が多い。ぶらぶらと(とはいえニューヨーカー気取りでスタスタと)歩道を歩きながら、ワインショップを見つけてはふらりと立ち寄る。そんなことが楽しみの一つ。

「僕」が住むマンハッタン(Manhattan)には、数え切れないほどのワインショップがあるが、よく足を運ぶのはこんな店・・・

Union Square Wines & Spirits
Union Squareのすぐ西側(Blue Water Grillの隣り)にある。ヨーロッパ(Old World)のボトルも豊富。管理もきちんとしてそう。気さくな店員との会話も楽しみの一つ。
Astor Wines & Spirits
アスタープレイス(Astor Place)にある大きな店。New Worldのワインが豊富。常にSaleをやっていて掘出物に遭遇することが多い。
*ちなみに、この店のすぐ西側にあるBroadwayを渡ったところにWines & Spirits Warehouseという大きな店もあり、ここもNew Worldを中心に種類が豊富。
67 Wine
Upper East(Columbus Ave.& 67 St.)にある老舗。小さな店だけど天井まで届く棚に品数豊富なワインがずらりと並ぶ。
Vingate New York
ソーホー(SOHO)にあるニューヨークのワインのみを扱う専門店。ほとんどのボトルが奥のカウンターでテイスティングできる(一部有料)。NYのリースリングを飲んでSOHOをデートしたら「彼女」も喜ぶはず。
Chelsea Wine Vault
いまや観光地化しつつあるチェルシーマーケット(Chelsea Market)の中にある。
Garnet Wines & Liquors
ハンターカレッジ(Hunter College)の傍(Lex Ave)沿いにある店。若干管理が気になるけど品数は豊富。
Sherry-Lehmann Wine & Spirits
ZAGAT #1の名店。 
Italian Wine Merchant
Union Squareの東側にあるイタリアワイン専門店。アメリカ版“料理の鉄人”(Iron Chef America)のMario Bataliがやってるレストラン(Babboとか)に名刺が置いてあるので提携してるのかも。

またいい店見つけたら追加します。
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# by non-vintage | 2005-04-07 05:01 | Wines & NY
New York wines
ニューヨークに来てから知ったことで結構意外だったのが、
ニューヨーク州はアメリカ第3位のワイン生産地 *1
だということ。
こちらに来る前は、ニューヨーク→マンハッタン→都会→雑踏・ゴミ・サイレン音という勝手なイメージ連鎖が頭ん中で偏見を作り出していて、そもそもニューヨークでワインが作られているとも思っていなかった。ニューヨークさん、申し訳ない・・・。
ワインの生産量としては、カリフォルニアが断トツで1位で、続いてワシントン州、ニューヨーク州、オレゴン州の順だそう(出典:Banes & Noblesで立ち読みした“Food & Wine Magazine’s Wine Guide 2005” *2)。
で、その事実を知った後さっそく某ワインショップが運営するオンライン掲示板で、「ニューヨーク・ビギナーが最初に飲むべきニューヨーク・ワイン($20前後の価格帯)」を尋ねたところ、挙がってきたのが、以下のワイン。

Schneider Cabernet Franc 
Potato Barn Red
Millbrook Cabernet Franc/Pinot Noir
Heron Hill Eclipse
Konstantin Frank Riesling

・・・順次トライしています。

*1 情報ソースによっては、ニューヨーク州を第2位とするものもあるようです。
*2 ちなみに、同書は隣接するワシントン州とオレゴン州を合わせて”Pacific Northwest”と括っています。
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# by non-vintage | 2005-04-03 04:52 | Wines & NY
Renewal
こちらに引っ越すことにしました。移行期間中記事が若干ダブると思います。

以前のブログは、こちら
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# by non-vintage | 2005-04-01 09:20
Black Tie Optional
d0044460_14425383.jpgちょっと前の話になるのだけど、ある大きなパーティ(GALA)に招待されて、その招待状に、“Black Tie Optional”と書いてありました。
で、そもそも“Black Tie”って正確には何を意味するんだろう?・・・と。

Black Tieとは、米国では、単なる黒いネクタイではなく、喪服でもなく、きちんとしたパーティなどに着ていくフォーマルウェア、男性で言えばタキシード(Tuxedo)。ちなみに“White Tie”は、燕尾服(Tail Coat)に白の蝶ネクタイ(Bow Tie)という究極のフォーマル。

じゃ、"Black Tie Optional"って?? 
どうやら
「タキシードじゃなくちゃ駄目、とは申しませんが、タキシードを着てくる人もいらっしゃいます。その辺のご判断は貴方にお任せします。ただ、タキシードじゃない場合は、ブラック(又はダーク)のビジネススーツ着用が必須になります。」
ということらしい。 "Black Tie Invited"も同じほぼ意味。

ちなみに、"Black Tie"と言い切られたら、フォーマル(タキシード)着用が必要。
"Black Tie Preferred " は、「タキシードがお薦めです。でも、別に着てこなくても誰も責めませんよ。但し、その場合でもブラック(又はダーク)スーツ着用は必須です。」ということ。

で、結局、僕は黒ビジネススーツに明るめの色のネクタイで行きました。
が、会場に行ってみると、男性はタキシードが2/3。Optionalとはいえ、ビジネススーツは少数派でした。やっぱり、アメリカの人はそういう場に慣れてるし、タキシードとかドレスとか似合うし、格好つけるときは堂々と格好つけるんだよなあ、と変に感心。

さておき、パーティは、会場(Capitale; 130 Bowery)も豪華で、
ワインも食事もいいものが出てました。
いろんな人にも会えたし。一応セレブと呼ばれる人にも会えたし。へへ。

こういうパーティにもっと招待されるような人間になりたいっす、と、ちと思いました。
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# by non-vintage | 2005-02-28 00:44 | Mumble